インフルエンザ後の長引く咳 R7.1.8 50代男性

主訴

2週間前にインフルエンザにかかってしまい熱は下がったが咳がまだ続いていて苦しい。病院で薬を処方されたがまだ収まらないので、奥様に息子が以前「耳の症状でこちらに来て症状が改善されたから」と紹介されて来院されました。


診察

問診中でも時々咳が出る。インフルエンザによる長期の療養で弱っている部分も見られたが、元々体力はある方で他に持病とかもないので風邪症状の緩和のみに的を絞った。

 

治療内容

普門堂式判別棒で調べると当然だが逆気の反応あり(風邪の反応あり)。まず咳き込み過ぎで過敏になっている肺2線にそって銀製のラッパ鍼で接触鍼を行う。扁桃処置として照海、尺沢の置鍼と経渠、商丘のお灸、うつ伏せで背部全体の過敏症状をラッパ鍼で再度流し、背1-1K、背5-1K、腰3-1Kにお灸、命門へ補法の鍼を行った。施術後、咳や脈の症状が落ち着いていたので今回は終了した。

 

翌日奥様からの連絡