主訴
現在大学に通っているが、2年程前から首肩こり・腰痛やメンタル・他様々な症状が出ている。最近は特に調子が悪く学校も休みがちになり、このままだと出席がギリギリで留年になるかもしれない。病院でお薬を処方されたが、今一改善されないので鍼灸ならいいかもと来院された。
診断
顔を見ると青白くて目の力が弱く声も小さい。問診すると過敏性腸症候群や便秘など胃腸が虚弱気味なのと、生理周期が短いせいか貧血気味で少ない血液で全身に酸素を回さなくてはならないため、心拍数が下がりにくく入眠の妨げにもなっている。ただ手術歴や強い薬を処方されているわけではなく、脈診や腹診の反応はちゃんとあるので、気血のバランスを整えれば改善すると診断した。
治療方針
全身のコリにアプローチするほか、自律神経処置、虚血の改善や胃腸の調整などを行う。
治療内容
月一位の割合で来院されていて治療点は都度変わるが首肩こりはトリガーメイン、自律神経処置、骨盤虚血処置、腎径の補法や胃腸の調整、風邪の処置などをすることが多かった。
この日記を書いている時点ですでに9回ほど月一のペースで来院されています。治療後の調子はおおむね良いようで、最近は「学校を休まなくなったほか、アルバイトや泊りがけの旅行にも行っています」と話してくれ、私も嬉しく思います。